稽古場に必要なもの

三角フラスコの稽古場に欠かせないものは、温かい飲み物とお菓子だ。赤いバスケットにつめられた「ケイタリングセット」は、稽古場の隅に電気ポット、それからいくつかのカップとともにセッティングされている。誰でもいつでも好きなだけ、セルフサービスでコーヒーや紅茶やちょっとしたお菓子を口にすることが出来る。俳優も演出家もスタッフもみんな。

稽古場に湯気があふれ、ちょっとした甘いものが欠かされずにあると言う状態を、私はわりと大事だと思っている。温かい飲み物やお菓子は緊張をほぐしてくれる。凝り固まった考えから開放してくれる。もしかすると新しい発見を促してくれる、かもしれない。

もちろん、これだけが稽古場に必要なものと言うわけではないのだけれど、クリエイティブな作業をする場所では、リラックスしながら集中することがいつも求められる。そのために「赤いバスケット」は、どうしても必要だ。皆が湯気のたったカップを手に、作品にむかって行く姿を見るのは、本当に幸福な光景だと思う。

そんなわけで、稽古は着々と進んでいます。仙台公演まであと3週間。
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by every_tue | 2008-03-18 08:14 | 演劇制作


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