ヒロコゼミをマンスリーでやっている

今日は晴天。けれど風強し。窓を開けたらビュービュー吹き込んできた。

先週の木曜、22日はヒロコゼミでした。今年は1月から、毎月1回でヒロコゼミを開催しているのだけれど、ほぼ毎回参加してくださる方がいたり、劇団所属の方が公演の合間、次の作品の稽古に入る前に来てくださったり、これから演劇を始めてみたいという人が参加したり。それらの様々な立場の人々が共通の体験を通して自分なりに何かを発見してもらう/他人が発見したものを共有する。という。当初の理想としていた形にどんどん近づいてきています。

私は今の仙台にこういう「場所」が必要だと信じています。作品のクリエーションを目的とした稽古場、ではなくて、俳優が自分の身体について理解を深め、自分自身をより良く使いこなすための研究する場所。俳優は自分自身の身体(他人とは違う身体)を知り尽くしていなければ、ならないと思うのです。そして、その意識を持って、それぞれの作品に望む俳優が一人でも増えてほしいとも願っています。

作品をクリエーションする稽古場では、(たいてい)戯曲があって、(たいてい)演出家がいます。そこで俳優がやるべきことは、そこで創造しようとする作品を演出家とともに立体化していくことだと考えるのです。そのためには、俳優が自分の身体を良く知っていることが必要です。そうでなければ真の意味で演出家と作品に取り組むことはできないからです。演出家の仕事は俳優を指導することではないのですから。演出家と俳優はそれぞれの職能において、それぞれ作品の創造にむけて、それぞれの仕事を全うして、はじめて、刺激的な新しい作品が創られていく。

そしてそんな自分への意識が高い俳優が増えていくことは、めぐりめぐって演出家のスキルを上げる一助にもなっていくと思うのです。刺激的なクリエーションの場が、この街にもっともっと増やしていきたいと思っています。

※次回のヒロコゼミ 6/26(木)>>>詳細はこちら
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by every_tue | 2008-05-27 09:34 | 今週の出来事


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